現代の一般的革靴の構造は、足の甲部分、中底、地面に接する底、かかと部からなる。
革や布を裁断し、ミシンで縫い合わせて甲部を成型する作業と、底材を加工して甲に取り付ける作業がある。
底を取り付ける方法として、手作業によるもの、機械によるもの、両者併用するものがある。
現在では機械による量産品が圧倒的に多くなっている。
甲に底を取り付ける方法として、糸で縫い合わせる、接着剤で張り付ける、ゴム底の加硫圧着などがある。
グッドイヤー・ウェルト式という、19世紀に開発された最も古い機械による製靴法がある。
甲革とソールを縫い付けず、糊で接着する最新の製法、ラバー製法がある。
甲革の縁部分を内側に巻き込まず、外側に広げ、中底・ソールに縫い付ける、ステッチダウン製法がある。
溶かした合成樹脂を金型に注入して甲に底をつけたり、靴全体を成型する、射出成型法がある。
プラットフォームを 底に入れて、外周をプラットフォーム巻革で巻き込む、カリフォルニア式製法がある。
吊り込み済みのアッパーに未加硫のゴムを一定の温度と時間で加熱して同時成型する、バルカナイズ式がある。
甲、中底、表底の三者を、一緒に内縫い式によって通し縫いする、マッケイ製法がある。